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2013年2月14日 (木)

「日の丸・君が代」学校での強制やめて 新婦人県本部が要請

新日本婦人の会山梨県本部(石原靖子会長)は2月7日、瀧田武彦県教育長あてに、学校の卒業式、入学式で「日の丸・君が代」を強制しないことを要請し、教育現場での体罰問題への対応などをただしました。

要請は石原会長ら4人の役員が行い、「式の主人公は子どもたちです。子どもや教職員の内心の自由を守り『日の丸・君が代』の強制はしないでほしい」と訴えました。

応対した県教委高校教育課の担当者は「『日の丸』掲揚、『君が代』斉唱は文科省の指導要領に基づいて実施しているが強制はしておらず、これまでもトラブルはない。子どもたちが式の主人公という指摘はその通りです」と答えました。

石原会長らが、県内でも県立高校運動部顧問の教諭、私立高校野球部監督による体罰行為が明るみに出ていることを指摘しました。担当者は「今回を機に(体罰は)根絶させるようにしたい」と述べ、教師と児童・生徒を対象にした実態調査を年度中に実施することを明らかにしました。調査方式や項目は検討中としました。

申し入れには、日本共産党の小越智子県議が同席しました。

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