北杜市で中部横断道の住民説明会 反対意見続出
国土交通省が建設計画を進める中部横断自動車道(長坂―八千穂間)の山梨県側新ルート案について、住民説明会が1月末から2月16日までに、北杜市内10カ所と長野県南牧村で行われました。
13日には、ルート案変更で新たに通過計画案の区域に加えられた同須玉町津金地区の会場で説明会が開かれました。
用意された100席を超える住民が参加。「自然を壊すもの」「高速道路はこれ以上必要ではない」など反対意見が続きました。
国交省甲府河川国道事務所の担当者が、当初案の清里高原を避けて南側に迂回するルート案に変更した経緯や、高速道路ネットワークの必要性などを説明し、「集落や湧水地は避け、トンネルや橋で通過する」などと話しました。
説明に対して津金に住む男性は「膨大なお金をかける高速道ありきの姿勢は疑問だ。自然を残し地元の道路網こそ整備を」と意見を述べ、別の男性は「東京で決めたものを田舎に押し付けないでほしい」と訴えました。
北杜市内の説明会には合わせて1800人余が参加。同省担当者は「出された意見はすべて(ルート案を検討している)国交省地方小委員会の作業部会に報告する」としています。
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