JA山梨中央会県大会 TPP交渉参加断固阻止を決議
JA山梨中央会(廣瀬久信会長)は11月19日、甲府市内で第25回JA山梨県大会を開き、環太平洋連携協定(TPP)参加について、参加者400人が満場一致で「交渉参加断固阻止」の特別決議を採択しました。
県大会は3年ごとに開くJA中央会活動の基本方針を決めるもので、壇上には、JAフルーツ山梨、JA梨北など、県下の各JA役員が並びました。
主催者あいさつで廣瀬会長は「TPPは農業に限らず、あらゆる分野におよぶ自由化によって国の形そのものを変えてしまう重要な問題。交渉参加を絶対に許してはならない」と訴えました。
特別決議は「TPP交渉は、国家の主権をも侵害する危険性のある極めて異質で極端な貿易交渉である」と指摘。「政府の交渉参加断念を実現するまで、徹底した運動を展開したたかう決意である」としています。
参加者は、最後に「団結ガンバロー」を三唱しました。
廣瀬会長は大会後、総選挙へのJA中央会としての対応について「組合員は約9万人。(TPPをめぐり)農家の存亡をかけたたたかいです」と述べ「参加絶対反対をかかげ、山梨の農業を守ってくれる人に全面的に協力したい」と話しました。
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