給食の放射性物質検査をより厳しく 考える会が署名提出
「甲府の給食を考える会」(堀田史恵代表)は9月7日、宮島雅展甲府市長あてに「甲府市の給食食材の安全性に関する請願署名」9121人分を提出しました。
福島の原発事故で広がった放射能汚染の影響から子どもたちの給食の安全を守ろうと、市内外に呼びかけてきたものです。
提出には、子どもを連れた会員など8人が参加し、現行の毎日食材2品目検査(国基準値による放射性セシウム検査)から、▽より厳しい食材使用基準値の設定▽魚介類やその加工品の産地を問わない検査の拡充▽地産地消推進のため、広域での同一献立の細分化―などへの改善を求めました。
市側からは、教育長と市民生活部、福祉部の各部長らが出席。「この場では回答ができないので、後日ご返事します」とだけ答えました。
参加した会員らは「孫や子の健康を心配する県外の祖父、祖母たちからも多くの署名が寄せられた。行政の前向きな努力を期待します」と話しました。
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