県議の証人尋問実施へ 海外研修裁判で甲府地裁
山梨県議会の海外研修について住民7人が「観光旅行同然で違法」として、山梨県知事に対し費用の返還を求めた裁判の第10回公判が9月11日、甲府地裁であり、林正宏裁判長は、次回、訴えの対象になっている県議ら11人のうち現職県議3人を呼び、証人尋問を行うことを言い渡しました。
証人尋問が行われるのは、山下政樹、望月勝、堀内富久の3県議です。山下氏は、アメリカ東海岸への視察(2010年1月・3人参加、旅費等費用約269万円)に参加し、望月、堀内両氏は、エジプト・トルコ視察(2010年4月・5人参加、同約449万円)に参加していました。
原告側代理人の長倉智弘弁護士は「視察内容は県政に資するどころか、観光旅行同然なのは誰が見ても明らか。現職県議が裁判に呼ばれること自体、画期的なことです」と話しました。
証人尋問は、11月6日午後1時30分から行われます。
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