仕立券受領問題で知事に辞職を求める
日本共産党山梨県委員会は7月30日、横内正明知事が元県人事委員から300万円分の紳士服仕立券を受け取っていた問題で知事あてに申し入れを行い、「政治的道義的責任は免れず、説明責任を果たそうとしない姿勢に知事としての資格はない」と、辞職を求めました。千葉信男県委員長と小越智子県議が、県庁内で辞職要求書を提出しました。
千葉氏は、知事の「お詫び」と給与減額の表明(7月27日)について「真相は何も語っておらず、これで幕引きは許されない」と述べ
一、5回にわたって(仕立券が)贈られた期間内に人事委員の再任がされている
一、捜査当局には仕立券受領を認める一方で、県議会で疑惑を否定したのは「うそ」だった疑いが大きい
一、「記憶がない」の繰り返しで説明責任を果たす姿勢がない
一、自らの疑惑への解明なしの給与減額は、中身のない「反省」にすぎない
と指摘しました。
小越県議は「県民は『知事は言い訳ばかりだ。300万円分を返せば済むのか』と怒っています」と話し「県政のトップとして責任を取るべきです」と強調しました。
応対した秘書課長は「要請の内容は間違いなく知事に伝えます」と答えました。
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