8・15を考えるつどい
「8・15を考える県民のつどい」が15日、甲府市内で開かれ50人が参加しました。原水爆禁止山梨県協議会と県平和委員会が終戦記念日に毎年開いているもので、今年28回目です。甲府空襲(1945年7月6日)の体験を中澤章さん(80)=甲府市=が、天野安子さん(79)=大月市=が大月空襲(同8月13日)の体験を語りました。
中澤さんは、空襲下を教師、友人と逃げ回った甲府工高2年生だった夜の恐怖を語ったあと「戦争と同じくらい怖いのは軍事教育による洗脳。私のような軍国少年を再びつくってはいけない」と述べ、その後勤務した山梨大学で「非核梨大宣言」採択(1987年)にかかわった経験を語りました。
元小学校教諭の天野さんは、学友の都留高等女学校生徒や教師名を含む人が犠牲となった空襲時の模様を語り「『終戦2日前になぜ』と、今でも悔しさと怒りで一杯です。声を大きく『戦争は絶対ダメ』と叫び続けたい」と結びました。
つどいでは、2011年原水禁世界大会の参加者が大会の模様を報告しました。
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