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国政選挙予定候補

トークとーく

01/11/2017

開かれた山梨県議会へ 小越智子県議に聞く

山梨県議会では、「議会基本条例」制定に向けた議論が行われています。日本共産党の小越智子県議は、検討委員会(10人)で、県民の期待にこたえる議会改革のために奮闘しています。小越県議に聞きました。

予算採決せず

議会として条例制定への強い動機となったのは、昨年2月の県議会が、当時の議長と自民党最大会派の無責任な対応によって、新年度予算の採決もせずに流会するという前代未聞の事態が起こったことです。「議会の責任放棄だ」と県民から厳しい批判を浴び、議会として「二度と繰り返さないためにも条例制定を」との機運が高まりました。

検討委員会は、これまで9回の論議を重ねています。私は、他会派の議員とも一緒に「『県民に開かれた議会』にするためには条例の制定過程から県民の声を聞くべきだ」と強く訴えてきました。当初、自民党議員は「完成した条例案に対してパブリックコメントを寄せてもらえばいい」と後ろ向きでしたが、ついに条例案をまとめる前の今年1月10日に「意見聴取会」を実施することになりました。検討委員推薦の公述人と一般公募の計20人から意見を述べてもらうもので、議会改革の問題で県民の声を直接聞く機会ができたのはかつてない画期的なことです。

これには、一昨年から「開かれた県議会」をめざして活動している市民団体「県議会ウォッチャー」のみなさんが、毎議会を欠かさず傍聴し、議会改革の問題では昨年11月に議長に直接申し入れるなど積極的に市民の声を届ける活動をされてきたことも大きな力になりました。

不十分な内容

一方で、いま論議されている条例案は非常に不十分な内容で、条例制定の原点と言える「流会の反省」という言葉もありません。現行の案は、当初案にあった「県民に開かれた議会」や「県民の意見を勘案し」などの文言が削除され、いま問題になっている政務活動費の使途の明確化や情報公開の記述なども明記されていません。

他の自治体の議会の経験をお聞きすると、条例をつくる論議の過程を大切にすることで議会が活性化するとのことでした。県民のみなさんにはぜひ1月の「意見聴取会」などの機会を活用して、県民目線で県議会や条例案への率直なご意見をお寄せください。

県民の声が生きる条例になるよう私も議会の中で奮闘します。

03/01/2013

県議海外研修は旅行同然

「山梨県議会議員の海外研修は海外旅行同然だ」として、その費用の返還を求めた住民訴訟の判決が甲府地裁で3月19日に出されます。提訴から約2年。判決を前に、原告団(7人・山本大志代表)の深沢公子事務局長に聞きました。(山梨県・志村清)

昨年11月には、3人の現職県議(いずれも自民党会派)の証人尋問が実現しました。県議が法廷に呼ばれること自体が画期的なことですが、尋問では、税金を使ってまで行われた海外研修の実態がいかに研修・調査とは程遠いものだったのかが浮き彫りになりました。その一部(要旨)を紹介します。

原告側「(米国)メトロポリタン美術館(の視察)は『山梨県立美術館の今後の方向性等に参考になった』と(報告には)あるが、具体的には、どう生かされたか?」

A県議「検討はこれからです」

原告側「(視察から)3年がたつが…」

A県議「はい、(検討は)これからです」

原告側「ホワイトハウス訪問は?」

A県議「建物を外から見ただけだが、政治に関わる者として見識を深められた」

原告側「政治家の見識とは何か?」

A県議「言葉では言い表せないが、一般の方とは見る目が違うと思う」

原告側「(韓国の)青瓦台は『山梨の果樹等の浸透状況視察』とされているが?」

B県議「日本人がどのくらい来ているか、目で確認した」

原告側「その程度ですか?」

B県議「はい」

原告側「エジプトのピラミッド(視察)は『世界遺産登録までの経過について』を目的にしたとあるが、(現地で)どういう質問を?」

C県議「聞きませんでした」

原告側「トルコ(視察)では報告書に『観光地散策をした』とあるが、一般の観光旅行者とどう違うのか?」

C県議「見る視点が違うと思う」

このように、視察が県政に生かされたとはとうてい思えず、議会に提出した報告書も山梨にいてもインターネット等で調べられる内容です。ひどいことに、行ったかどうか覚えてもいない訪問先もあることも明らかになりました。

私たちは県議のみなさんが海外を直接見るとか、見識を広げることを非難しているわけではありません。議員報酬をきちんともらっているわけだから、それを使って県民と同じように私費で行けばいいと主張しているのです。

現行では、任期中に県議1人90万円まで県費を使えることになっていますが、議会内で制度廃止を訴えてきた日本共産党の小越智子県議によれば、この制度で海外に行った議員は提訴以降出ていないとのことです。問題を公にして世論に訴えた意義は大きかったと思います。裁判の勝利を確信しています。

09/21/2012

全国青年ボランティアに参加

日本民主青年同盟(民青同盟)が福島県南相馬市で実施した第5次全国青年ボランティア(8月29日~9月3日)。山梨県から大学生ら6人で参加した民青同盟県委員長の宮内現さん(30)が、その体験や思いを語りました。

山梨からは、5月の連休以来2度目の参加でした。現地では、仮設住宅に支援物資を届けたり、要望を聞き取ったりしたほか、畑の草取り、津波に襲われたままになっている会社の事務所の片付けなどに取り組みました。

一人ひとりの被災者の思いに耳を傾けながら、津波の被害とともに、原発事故が奪い去っていったものの大きさに胸がしめつけられました。一見、のどかな田舎で、ぎょっとするくらい放射線量が高い箇所もありました。

「原発事故で家族はバラバラになり、未来がなくなった。ここで暮らしていく楽しみは何もない」と語った男性。「もしできるなら、汚染されたままでもいいからわが家に帰りたい」と話し、唇をぎゅっと結んでいたおばあさんの顔も忘れられません。

多くの方が「除染を早く」「今後の見通しを」と口々に訴えていました。1年半にもなった仮設暮らしのストレスから体調を崩す人、睡眠薬に頼る人が増えているそうです。除染の見通しが立たない限り、自宅に戻っての生活も、家族や子どもを呼びもどすこともできない。「復興の出発点に立つこともできない」という怒りやいら立ち、あきらめが入り混じった気持ちを強く感じました。原発事故の影響が福島の復興を遅らせていることは明らかだと思いました。

国と東電の責任で、全面賠償とともに事故前の豊かな福島を取り戻す…。時間がかかってもそれが多くの被災者の願いです。原発ゼロの運動とともに、被災者支援や福島に連帯した活動を山梨でも広げていきたい。

一緒に行った学生たちは体験を真正面から受けとめ、「『事故前の福島に戻して』という被災者の話を聞いて、ふるさとを奪われるつらさが自分のことのように悲しくて、福島のことが他人事じゃなくなった」(山梨大学3年・女子)、「『原発事故さえなければ…』と強く思わされた。この状況を黙ってみているわけにはいかないと思う。どうしたら原発をなくせるのかという展望もしっかり学んで、周りの学生と一緒に考える輪をつくりたい」(都留文科大学3年・男子)などと感想を語っています。

夏休みを終え、彼らはさっそく報告集の作成や大学内での報告会の準備に着手しています。

08/30/2012

入試制度の弊害と高校生の貧困

甲府市革新懇(梅北和一代表世話人)が8月11日に開いた総会で、山梨県高等学校・障害児学校教職員組合の手塚正彦委員長が、入試制度の弊害や高校生の貧困について講演しました。その要旨を紹介します。

山梨県の高校入試制度が、小学区・総合選抜制から全県1学区制に変えられて7年になります。この7年で、県内の高校は、きれいに偏差値メジャーで1列に整列(ランキング)させられてしまいました。

具体的には、進学塾が主導する形で「何点ならこの学校」という進路指導(振り分け)がされ、成績の良い子は甲府市内の高校に集中しました。普通の子は少し遠い高校へ、成績のふるわない子はかなり遠い高校にしか行けない状況になってしまい、自宅近くの学校を素通りして1時間以上も電車に乗って通学する子が大勢生まれました。

私が勤務していた峡南地域の高校は、甲府地区からの生徒が8割近くを占めるようになり、県内有数の歴史を持つ高校がある峡東地域では、地元中学校の成績上位者40人ほどがそろって甲府市内に進学しました。

かつての、県内全域に特色のある高校が散らばってそびえていて、どの高校にも文武を問わず目標とされる生徒が大勢いた(「八ヶ岳型」と呼ばれた)状態から、一極集中(の「富士山型」)になって、有名大学をめざす成績上位生徒が甲府市の数校に集中する状況になりました。

「いい高校」でも、公表されないが問題は多く生まれています。一方、周辺の「置き去りにされた高校」では、生徒数が全体でも激減するなか募集人数が確保できず、歴史や伝統のある高校であっても統廃合の対象になってしまっています。

こうした高校からは▽不登校やいじめによる中途退学の率が高い▽高校レベルの授業についていけず、学習意欲も低い生徒が多い▽喫煙、万引き、リストカットなどの事例が多い▽家庭の経済状況が厳しい―などの共通した問題が報告されています。

とくに、親の世代の格差拡大と貧困は深刻で、「合格はできたが、制服を買うお金がない」「修学旅行の積み立てができない」などの相談は後を絶ちません。「皿洗いのバイトで月3~5万円を稼ぎ、家の食事代や、おばあちゃんの薬代を出している」と話してくれた男子高校生もいます。

心配なのは、こうした生徒たちが「どうせ自分なんか」と自己肯定感を持てずにいることです。すべての生徒が高校時代にいろんな仲間と触れ合い、将来への希望を持って過ごせるようにしていかなくてはなりません。

過度な競争をあおる今の高校入試制度は、修正すべきだと考えています。

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