最賃引き上げ 国に求めよ 山梨県労が知事に要請
山梨県労働組合総連合(山梨県労・上野光正議長)は16日、長崎幸太郎知事に政府に最低賃金引き上げを求めるよう要請書を提出しました。
要請書は、山梨県の最低賃金は866円で年収にすると161万760円(月155時間就労で計算)になると指摘。「貧困から抜け出せないワーキングプアである年収200万円を大幅に下回っている」と告発しました。
「今すぐ時給1000円以上、早期に1500円以上の実現を」と訴え▽政府や関係機関に中小企業への支援策を充実・拡充させながら最低賃金引き上げと全国一律最低賃金制度の創設を求める▽公契約条例の制定に向けた調査・研究を行う―などを求めました。
上野氏らは「コロナ禍で大変な中小企業に充分な支援をして雇用を守ってほしい」「地域間格差の是正が地方には重要。最低賃金はすべての労働者の生活に関わっている。県から引き上げの声をあげてほしい」と訴えました。
県の担当者は「関係課に伝えて検討していきたい」と答えました。
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