2・11県民集会開く 憲法の平和主義世界に広げる
「第40回歴史に学び平和を考える2・11山梨県民集会」(実行委員会主催)が11日、甲府市内で開かれました。「建国記念の日」に合わせて毎年開催しているもの。劇作家の水木亮さんが「日本に戻れなかった少年少女―君たちのことを忘れない」をテーマに講演しました。
水木氏は、自身が終戦当時3歳で家族とともに北朝鮮からの引き揚げを体験。戦争で多くの人が飢えや病気・虐待で亡くなった実態を述べ、「芝居の半数以上が戦争の悲惨さを伝える作品だ」と語りました。
「平和教育が形骸化している」として「歴史上の事件を自分が生きていたらどうするかの視点で考えること、歴史を伝えていくことが大切だ」と強調しました。会場から「体験者の思いを受け継いでいきたい」などの発言がありました。
集会では「日本国憲法、立憲主義を無視する様々な動きに強く反対し、日本国憲法の平和主義を世界に広げていく」とのアピールを採択しました。
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