「日の丸・君が代」強制しないで 新婦人が県に要請
新日本婦人の会山梨県本部(豊木桂子会長)は5日、斉木邦彦県教育長あてに、卒業式や入学式で「日の丸・君が代」を子どもや教職員に強制しないことを要請しました。
要請書で「侵略戦争のシンボルとして使われた『日の丸・君が代』には様々な考えを持つ人があり、一律に押し付ける事は憲法で保障された『個人の尊厳』『思想信条の自由』の侵害です」と指摘。子どもを主人公とした行事にすることを求めました。
参加した保護者は「外国の子どもも増え、思想信条も違う人もいるなか、『強制するものでない』の一言があれば多様性が尊重される」「子どもたちに君が代の意味を考える機会を与えるべきだ」と訴えました。
応対した県高校教育課の担当者は「卒業式・入学式は各学校の考え方で進めている」と答え、県教委として強制するものでない考えを示しました。
申し入れには、日本共産党の小越智子県議が同席しました。
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