甲府健康友の会が「もってけし、冬の市」
コロナ禍による生活を支援しようと甲府健康友の会は12日、甲府市で年末助け合い事業「もってけし冬の市」を開きました。
炊き出し事業などを行うボランティア団体と協力して、お米、レトルト食品、衣料品などを配布。会場近くの日本語学校留学生やひとり親家庭の母親など94人が訪れ、「本当にありがとう」「食事我慢していた。うれしい」「また開いてほしい」と話しながら食料を受け取りました。
ベトナムからの留学生(21)は「バイトの仕事がなくなり収入が減って学費も大変。仕事を探しても見つからない。食品はうれしい」と話しました。中国の留学生(19)は「お金がなくて食品を買えない。とても困っている」と語りました。
10歳の子の母親は「先月解雇された。再就職できるか不安。こういう支援がもっとほしい」と話しました。
友の会の川俣越治事務局次長は「コロナで学生やシングルマザーなど、もともと弱い立場の人がより追い込まれて深刻だと分かった。社会的支援が必要です」、社会福祉士の右田厚子さんは「つながった支援の輪を広げ、困っている人への行政の支援を求めていきたい」と話しました。
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