わがまちふるさと 江戸時代からの宿場町 上野原市
上野原市は人口約2万2千人の小さな自治体です。山梨県の東の玄関口として、JR中央線、国道20号、中央道と幹線が通っています。
江戸時代から甲州道中の宿場町として栄えていました。以前、地理の教科書にも載っていましたが、桂川とその支流の河岸段丘の上で発達した町です。
江戸時代初期に、平地が少ないことから、領主が機業を奨励し、江戸という大消費地に隣接することで、養蚕や機織りが盛んになりました。明治期に入って、甲斐絹(かいき)という平織りの工場生産が拡大していきます。
現在では織物業は廃れましたが、中小の製造業者が多数存在し、大企業がないにも関わらず製造品出荷額が700億円を超えています。
1914年に完成した八ツ沢発電所は、建設当時、東洋一の発電量を誇りました。八ツ沢発電所施設は、大月市駒橋の取水口から大野貯水池を経て、八ツ沢発電所、松留発電所と約14kmにもわたります。
水路橋、隧道(ずいどう)など高度な土木技術の歴史的価値があるとされ、国の重要文化財として指定されています。大野貯水池堰堤(せきてい)は、大正期を代表する大規模土堰堤の一つです。
新型コロナウイルス感染症対策について日本共産党としての申し入れもしましたが、他の議員とも協力して、市議会として、5月、8月と2回にわたり市長への提言を提出し、市民の要望実現のために努力しています。
(川田好博上野原市議、写真は、八ツ沢発電所)
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