知事発言は憲法に反する 首相の任命拒否正当化に抗議
日本学術会議会員の任命拒否に関わって、長崎幸太郎山梨県知事が菅義偉首相の対応を正当化する見解を表明したことについて、山梨革新懇と市民連合やまなしは14日、知事に抗議する声明をそれぞれ発表し抗議文を知事宛に送付しました。
長崎知事は13日の記者会見で、「学術会議は会員が特別職とはいえ、公務員であるから国会で選ばれた首相が(人事を)制御することはありうる。今回の対応は正しかった」と述べました。
革新懇は声明で「任命は形式的と従来政府が公式に説明している事を無視している。学問の自由は憲法で保障され、学術会議の独立性の保障も憲法の要請であり、知事の見解は憲法に反する」と指摘し、「憲法と法律に基づき県民福祉・地方自治進展の義務を看過した不当な見解だ」と撤回を求めました。
市民連合やまなしも、「任命拒否は憲法違反。知事の発言は学術会議の歴史、本質を無視するものだ」発言の撤回と県民に謝罪を求めました。
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