最低賃金答申 異議申し出 県労が労働局に
山梨県労働組合総連合(上野光正議長)は17日、山梨地域最低賃金引き上げを1円にとどめ時給838円とする山梨地方最低賃金審議会の答申に対する異議申出書を、藤本達夫山梨労働局長あてに提出しました。
申出書で、「答申通りの時給838円では年収155万円弱(月155時間就労で計算)となり、これでは、人間らしい生活がおくれないと強調。県労が要求している「今すぐ時給1000円以上、そして早期に1500円以上」となるよう、中小企業への支援策の充実や強化などを国に働きかけることを要求しました。
また、現行制度のランク分けでは地域間格差を広げるばかりで、県内の労働者が最低賃金の高い地域に流れていく要因のひとつだと指摘し、全国一律最低賃金制度創設を国に求めました。
あわせて、異議申し出に対する審議について公開の場で審議すること、意見陳述の機会を保障することを要請しました。
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