平等掲げ運動つなぐ 山梨県母親大会
第63回山梨県母親大会(石川満寿子実行委員長)が23日、甲府市で開かれ、オンラインも含め70人が参加しました。東京大学名誉教授の上野千鶴子さんが記念講演しました。
上野氏は、女性運動の歴史をたどりながら「弱者に対して権力の乱用を抑制する実践を長い間女性がやってきた」と強調。性暴力の根絶を訴えるフラワーデモの広がりにふれ「もう黙っていられないと声を上げる動き。母親世代の最大の功績は、ガマンしない、自然な平等感覚を身につけた娘たちを育てたこと」と未来へつなぐ意義を強調しました。
講演を聞いた甲府市の40代の女性は「若い時は会社で異議を言えず合わせてきた。おかしいことはおかしいと言うべきだったと思った。子どもは平等がわかるように育ってほしい」と話しました。
石川委員長は「女性が誰かのために生きるのではなく、自分を大切に生きることができる社会にしたい。平和・ジェンダー平等を掲げて歩み続けてきた母親運動を立ち止まることなくつなげていきたい」と語りました。
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