タクシー賃金補償を 協会に自交総連など要請
自交総連山梨地方連合会と山梨県労は6月29日、笛吹市の県タクシー協会に乗務員の賃金の補償などを求める要請を行いました。
労組代表は、新型コロナウイルスの影響で、歩合制を採用している多くのタクシー会社で深刻な賃金低下が発生していることを指摘。「3月以降の賃金は手取りで3万円~5万円台という労働者が多くいる。会社から休業命令をしない限り賃金が発生しないこともある」と、協会としての積極的な対策を求めました。
要請書では▽各タクシー会社に最低賃金(時給837円)を下回らないよう周知すること▽雇用調整助成金を活用して賃金を補償すること▽遮断シートの設置、マスクの支給、消毒液の設置など感染防止対策を強化すること―を求めました。
応対した協会役員は「各会社の実態を十分に把握できていない。要請内容は協会として検討する」と答えました。
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