市議会 医療機関支援の意見書不採択 甲府健康友の会が抗議
甲府健康友の会(長田正弘会長)は9日、同会が甲府市議会に提出した「新型コロナウイルスにより医療機関が経営破たんしないために国に意見書の提出を求める請願」の不採択に抗議する声明を発表しました。
市議会は同請願を6月22日、日本共産党市議団(2人)を含む賛成4、反対27の賛成少数で不採択としました。
声明は「採択は必要ないという議員は、過去に同様の意見書や決議を採択しているとしているが、そもそも医療機関に経済的支援・財政支援を国に求める表現がなく根拠としている意見書・決議はない」と指摘。「医療従事者に敬意と感謝を表明するとした市の宣言にも反する」として市議会が国に財政支援を求める表明をするよう重ねて要望しました。
長田会長は「友の会会員(約7千世帯)の多くは高齢者で定期的に県内の医療機関に通院をして、医療介護施設の経営が立ち行かなくなることは命綱がたたれることになる。抗議文の内容は市内の医療機関や会員にも知らせ、医療機関へ財政支援の声を広げていきたい」と話しました。
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