支払い心配 受診我慢 重度障害者 窓口無料求め交流
「重度心身障害者医療費の窓口無料復活を求める会」は15日、交流会を開き、窓口無料復活へ署名や県への要請などの運動を強化する方針を確認しました。
宇藤健司共同代表は、同会が行った医療費助成を受けられなかった人の調査結果を報告。「助成制度から脱落している人が増えている。医療機関を受診しづらくなっている実態がある」と話しました。
参加者らは口々に、県の窓口無料制度の廃止によって、お金がない重度障害者が医療を受けられない実態を告発しました。
障害者団体の役員は「病院で他の検査も受けたいが支払いが心配で我慢している、県の貸付制度は手続きが大変で家族に大きな負担で使いにくいなど切実な声が寄せられる。窓口無料しか解決の方法はない」と訴えました。
医療関係者は「貸付制度を利用しても生活が大変で使ってしまい入院費が払えない人もいる。窓口無料でなければ必要な医療を受けられない」と語りました。
日本共産党の小越智子県議が参加し「他県では窓口無料があるから山梨でできないはずがない。他の議員にも呼びかけていきたい」と話しました。
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