リニア新幹線工事見直しを 党県委など政府交渉
日本共産党山梨県委員会(花田仁委員長)と県民大運動山梨県実行委員会(雨宮冨美男代表世話人)は10日、2020年度予算要望に関連し県政課題の解決を求めて5省に要望しました。
党地方議員、住民団体の代表ら20人が参加し、畑野君枝衆院議員、さいとう和子前衆院議員・衆院南関東比例候補が同席しました。
国土交通省には、リニア中央新幹線の事業再評価の実施と工事の中止を含めた見直しとJR東日本に特急あずさの停車駅削減をやめる指導を行うことなどを求めました。同省の担当者は、リニアについて民間の事業だとして国の責任について答えませんでした。
花田氏は、トンネル工事で発生した土置場が大雨などで崩落する危険や大井川のわき水が山梨県内に大量に流失する懸念があることなどを指摘し「安全面、環境への影響、工事の進捗状況などの公表」を求めました。
経済産業省には、事業用太陽光パネル発電の土砂崩れ、崩落などの危険事故防止の対応の強化を求めました。担当者から「個別対策として現地調査も行っている」と回答があり、参加者は、甲斐市の山沿いにある大型発電施設などをあげ、現地調査を要望しました。
厚生労働省には病院の「統廃合再編」の押しつけをやめ、地域医療を守るなど8項目を要望しました。
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