県民の声届けたい 山梨・栃木の共産党県議がトーク
山梨県議会の活動をチェックしている市民団体「県議会ウォッチャー」(米山元弘代表)は17日、甲府市で日本共産党の野村節子栃木県議を招いて、小越智子山梨県議と「議会改革について考える」トークイベントを開き、50人が参加しました。
共産党が1人の県議会で質問回数や時間、議長選出、政務活動費の公開などのテーマに添って、開かれた議会へ両県の取り組みが紹介されました。
野村氏が、「栃木県議の一般質問は年1回で答弁含め60分。質問期間が1年8カ月空いたことがあり、県民の声を届けるために増やすことを要求している」と発言すると会場から驚きの声が起きました。
小越氏が山梨県議会の議長たらい回しについて批判すると、野村氏は「議会の存在意義が問われる」と応じました。公費による海外行政視察が栃木県では行われ、野村氏が中止を要求していることを紹介。小越氏は「議員の良識の問題だ」とのべました。
県政では、野村氏が「自民党の質問に安倍政権の地方への悪政の持ち込みが見えてくる」と指摘。小越氏は「自民党知事のアクセルばかりの議会を変えたい」と強調しました。
参加した女性は「どの県も共通する課題があり、私たちももっと議会を見ていかなければと思いました」と語りました。
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