非戦の憲法守り抜く 安保法制違憲訴訟 原告ら陳述
安保法制は憲法違反であり、平和的生存権が侵害されたとして国を相手取り180人が提訴した裁判の第6回口頭弁論が14日、甲府地裁でありました。
裁判では原告弁護団の加藤英輔弁護士が、安保法制の違憲性について陳述したあと、原告団の4人の意見陳述が行われました。
北杜市白州町の男性(69)は、安保法制の制定は「主権者である国民の意思を踏みにじり、平和的生存権、人格権を否定する」と訴え、裁判所の公正な判断を求めました。
甲府空襲の体験を語った、甲斐市の女性(78)は、「侵略戦争を止められなかった過去を繰り返さないため安保法制=戦争法は絶対廃止しなければなりません」と訴えました。
戦争で受けた苦渋の実体験を語った、北杜市明野町の男性(83)は、「日本が非戦の憲法を守り抜き、権力の勝手な解釈で変容させてはならない」と強調しました。
戦争はいやだと訴えた、北杜市の男性(74)は、「安保法制(戦争法)は立憲主義も平和憲法の理念もじゅうりんする違憲立法以外の何ものでもなく、廃止されない限り、毎日精神的苦痛を味わい続けます」と、違憲判決を下すことを求めました。
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