お金の心配せず生きたい 生活保護切り下げ不服請求
生活保護基準の切り下げに対する不服審査請求の口頭意見陳述が1月18日、山梨県庁で行われました。不服審査請求は、県生活と健康を守る会連合会(県生連)の呼びかけで生活保護受給者30人が昨年12月に県庁に提出しました。
請求人と県生連役員(代理人)の6人が意見陳述し、保護基準の切り下げで苦しい生活の実態を次々と訴えました。甲府市の女性は「ぎりぎりの生活なので、近所の付き合いでお金が必要な時は食費を切りつめているが、ほんとうに困ってしまう。お金の心配をしないで生きていきたい」と語りました。
大月市の女性は「お風呂の湯は捨てずに沸かしなおして使っています。冬は週2回、夏はシャワーで済ませます。病院に通う交通費も大変です」と話しました。
同席した県生連の佐藤文男事務局長は「声をあげられない人が大勢いる。実態も見ずに国は保護基準を切り下げている。不服審査請求で保護受給者の苦しい実態を知らせていきたい」と話しました。
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