税金は医療・福祉に 山梨民医労 白衣の宣伝・署名
山梨民主医療機関労働組合(民医労・新藤秀樹委員長)は8日、甲府市のJR甲府駅前で、日本医労連全国統一行動ストライキによる「白衣の宣伝活動」を行い、医師・看護師・介護職員などの増員や夜勤など労働環境の改善を求める国会請願署名に取り組みました。
甲府共立病院などの医師や看護師、事務職員ら14人が参加。「看護師の勤務は、月に9日以上の夜勤や16時間を超える長時間夜勤の割合が4割を超え、年間10万人以上の看護師がやめている過酷な実態です」と訴え、「消費税が上がっても社会保障は切り下げが続いています。安全・安心の医療のためには、国の責任で医師や看護師の大幅増員が必要です」と署名を呼びかけました。
署名した甲府市の50代の女性は、「病院のたらい回しがあったりしては困ります。とくに子どものために小児科の医師が増えてほしい。医療や福祉のために国は税金を使ってほしい」と語りました。
南アルプス市の70代の女性は「夜勤は大変だと思います。人を増やして安心して病院にかかれるようにしてほしい」と話しました。
ストライキには石和共立病院、巨摩共立病院などの職員を含め、40人が参加。宣伝行動後に「労働者の権利」をテーマに学習会を開きました。
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