子どもの貧困 切実な要求 知事に医療費助成など要請
「子どもの貧困を考える会」は5月30日、後藤斎知事あてに医療費助成の年齢拡大などを求める要望書と778人(累計3096分)の署名を提出しました。
要望書は▽県の制度として子どもの医療費助成を中学3年生まで引き上げる▽小中学校の給食費補助の実施▽県独自の返済不要の奨学金の創設▽通学経費の補助の4項目を求めました。
署名提出は昨年に続き2回目で、手塚正彦共同代表は「学校現場では修学旅行にいけない、学校のスキー教室はやめるなど選択肢が極端に少ない子どもの状況が目立ってきている。子どもたちの将来のために要望はぜひ実現してほしい」と訴えました。
要請に参加した母親らは「中学・高校となれば親の負担は大変です。子どもの望むようにと思うと自分が無理をしなければできない。4項目は切実です。少しでも前に進めてほしい」と語りました。
手塚氏らは、昨年からの要望がどのように検討されているか見解を求めましたが、応対した社会教育課と子育て支援課の職員から説明はなく、「各部局に伝え内容を精査したい」と答えました。
日本共産党の小越智子県議と内藤司朗、清水英知、木内直子の各甲府市議が同席しました。
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