核兵器廃絶 いまこそ共同 県原水協が総会
原水爆禁止山梨県協議会は23日、定期総会を甲府市で開きました。
主催者あいさつで手塚正彦代表委員は「核兵器禁止条約の採択で世界の流れは着実に変わりつつある。草の根の運動が世界を動かしていることに自信をもって活動を進めよう」と呼びかけました。
総会では、草の根の共同運動を広げ、今年中に10万人を超える署名をめざす運動方針が確認されました。菅沢三郎事務局長は「県内の自治体首長の賛同署名が20市町村(71%)と広がっている。署名の推進とともに、日本政府に核兵器禁止条約の調印・批准を求める地方議会の意見書決議へ運動を強めよう」と訴えました。
県内二つの市から「ヒバクシャ国際署名を進める市民の会」の活動が報告されました。南アルプス市の武田勝彦さんは、「市議会に市民の会が提出した『核兵器廃絶実現を日本政府に求める』請願が6月議会で採択される見通しとなった」と語りました。
笛吹市の亀山和子さんは、署名数が市の人口1割となった経験を報告。「市民の会で地元の高校前で署名にとりくむと『今日はとってもいいことをした』と次々と並んで署名してくれた。若い世代もしっかり考え未来を見すえていると感じた」と話しました。
日本共産党の小越智子県議が来賓あいさつしました。
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