県議会開会 知事が所信表明
県議会2月定例会が19日開会し、後藤斎知事が、約4555億9千万円の2018年度一般会計予算案と、17年度一般会計補正予算案、「山梨県防災基本条例案」など55議案を提出しました。
後藤知事は所信表明で、子どもの貧困対策について「公的支援制度が十分周知されていない。制度をわかりやすく説明したリーフレットを作成し、周知する」と述べましたが、市民団体から要望の強い、子どもの医療費助成の年齢拡大や返済不要の奨学金の創設などには言及がありませんでした。
北富士演習場の自衛隊と県の使用協定更新について「全面解消・平和利用をめざし、段階的縮小を進めることを基本姿勢」としながら、「演習場周辺の地域振興と民生安定をはかることが現実に即した方法だ」とする考えを示しました。
公共事業については、東京オリンピック開催とリニア中央新幹線開通を見据えた基盤整備、災害に強い県土・地域づくりなどをあげ「本年度より2億円増加し、631億円を確保した」と述べました。
会期は3月23日まで。日本共産党の小越智子議員が28日に一般質問に立ちます。
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