核兵器禁止条約の歴史的採択に感動 新婦人報告会
新日本婦人の会山梨県本部は7月22日、甲府市内で「ニューヨーク核兵器禁止行動」報告会を開きました。山梨県から参加した新婦人の津金淳子さんと原水爆禁止山梨県協議会事務局長の菅沢三郎さんが報告しました。
津金さんは、核兵器禁止条約を議論した国連会議を傍聴した報告で「インドネシアなどの国々が『核抑止力は違法だ』と発言していたのはうれしいことだった」と述べました。
ニューヨークの平和行動について「女性交流会に参加して、アメリカの核兵器廃絶の運動を肌で感じられた。世界や日本で様々な行動を起こしていることを知り、私にできる署名をたくさん集めたい」と語りました。
菅沢さんは、南アフリカ代表など各国の発言を紹介し「国の大小に関わらず対等平等に発言し、英知を集めて核兵器の非人道性、違法性を明確にした。国際政治の主役が多くの国と市民社会に交代した」と強調しました。
参加者から「世界の民主主義が発展したことがわかった」「条約前文に女性の役割が書かれたことに感動した」などの発言がありました。
2年前の核不拡散条約再検討会議の際のニューヨーク国際共同行動に参加した古屋千代乃さんは「初めて日本の代表団が議場に入り、歴史的な採択になったことに感動しました。多くの人たちの一歩が世界を動かしたと感じました」と話しました。
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