空襲から72年 戦争ノーを言い続けたい 甲府でちょうちん平和行進
1127人が犠牲となった甲府空襲(1945年7月6日)から72年となる6日夜、甲府市内で「第43回甲府ちょうちん平和行進」(実行委員会主催)が行われました。
市内の東西南北4コースから、ちょうちんを手にした子ども連れの父母ら180人が「核兵器をなくそう」「戦争させない憲法守ろう」と声をあげながら行進し、30分ほどかけて市役所に集まりました。
全体集会では、樋口雄一市長(代理)、岡田修実行委員長があいさつ。岡田氏は「国連ではじめて締結される核兵器禁止条約を実効に移すまで、力を合わせ核兵器廃絶を実現しましょう」と訴えました。
国民学校5年生の時に甲府空襲にあった小林喜美子さん(83)が体験を語り「家も焼かれ、学校に避難すると同級生が弟をおなかの下にかばって、爆弾の直撃を受けて亡くなったと聞いた。同じ悲惨な体験をした人たちの反戦の願いを託されていると思って、戦争ノーを言い続けたい」と話しました。
初めて参加した病院職員の男性(29)は「広島で被爆者の話を聞きました。いまなお続く苦しみの解決のためにも核兵器をなくす運動は大切だと思います」と話しました。
集会では、県原水協事務局長の菅沢三郎さんがニューヨークの国連会議に参加したことを報告しました。
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