国際基準の働き方に メーデー前夜祭で講演会
山梨県メーデー実行委員会は27日夜、甲府市でメーデー前夜祭を開き、50人が参加しました。日本共産党国民運動委員会の筒井晴彦さんが「働くルールと国際比較」をテーマに講演しました。
筒井氏は「国連の国際労働機関(ILO)が人間らしい労働を重視している」と述べ、働く権利や男女平等を保障する条約を批准しているのは「先進国で日本が一番少ない」と批判。核兵器禁止条約が国連で大きく前進しているように「企業の社会的責任」を明確にした国際的な条約が国連の作業部会で進み、「人間らしい労働は国際基準になっています」と強調しました。
労働時間の国際比較を示し「労働者のたたかいで日本でも国際基準の労働条件を勝ちとりましょう」と呼びかけました。
参加した公務職場の男性は「職場は残業があたりまえでも忙しすぎて不満も言えない。今日の資料をいかして働きやすい環境をつくりたい」と話しました。
集会では、山梨県労、県商連、新婦人などの各団体の代表から「共謀罪廃案、働くルール守れ、メーデー成功」にむけた決意表明がありました。
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