「将来への負の遺産」 リニア問題講演会開く
山梨革新懇(関本立美代表世話人)は25日、甲府市でリニア中央新幹線に関する講演会を開き、80人が参加しました。米アラバマ大名誉教授の橋山禮治郎さんが「全てが敗者に終わるリニアプロジェクトーこの失敗を回避できるか」と題して講演しました。
橋山氏はリニア整備計画について「マイナスのことばかりで国の将来に決定的な負の投資となる」と述べ、計画の採算性や技術的評価、環境面で問題が大きく「採算の取れない事業は必ず失敗する」と指摘。リニア導入を認めた政府の責任を批判し「途中でやめることが最善の方策。私たち一人ひとりが勉強し、発言して行動することが必要」だと述べました。
講演後、住民運動の交流・意見交換が行われました。日本共産党の小越智子県議が知事のリニア駅周辺事業への前のめりの姿勢を批判しました。
沿線住民からは「建設工事が本格的に始まると地下水の枯渇が心配」「防音壁の設置が想定されている区間に防音フードの設置を求めていきたい」などの発言がありました。
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