平和の担い手になる 「らいてう」に学ぶ 国際女性デー山梨集会開催
国際女性デー山梨集会が4日、甲府市で開催され、70人が参加しました。米田佐代子さん(女性史研究者、らいてうの家館長)が「国際女性デーのあゆみと平塚らいてうの生きた途(みち)」と題して講演しました。
米田さんは、平塚らいてうが戦前女性の置かれた現状に「命を生む女性が命を守らなければならない、戦争は女の敵」と新婦人協会を設立し、婦人参政権運動に取り組んだことを紹介。らいてうが戦争中、疎開先で食糧難に苦しんだエピソードをまじえ「日本が戦争をしないと誓った憲法9条に大変喜び、被爆国の日本が核兵器をなくす先頭にと訴えてきた」と話しました。
米田さんは「異なる意見の人との対話こそ紛争の解決になる」と強調し、らいてうが「自分の考えた心を大切に、女性たちが平和の担い手に」といっていたように「世界の女性と手をつなぎましょう」と呼びかけました。
集会では、県内で平和や女性の権利向上の運動に取り組む4人が活動を報告し、交流しました。
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