生活保護制度 甲府で学習会 山梨生健会
山梨県生活と健康を守る会連合会は、2月18日甲府市内で、生活保護制度の学習会を開き、30人が参加しました。
下村幸仁山梨生健会会長(山梨県立大学教授)が「知ることで生きる私の権利」と題して生活保護制度について講演しました。
下村氏は「誰にも利用できる生活保護制度だが、実際に利用しているのは対象者の2割弱で利用が妨げられている」と説明。保護申請時に山梨の三つのハードル(資産保有の要件、稼働能力活用の要件、扶養の要件)で「山梨は全国平均より制度を利用している人が少ない」ことを強調し「知ることによって保護申請できる規定となる。みんなで勉強していかしていきましょう」とよびかけました。
参加したケースワーカーの女性は「実務の中でこうしてあげたいと思っていることが正しかったことが確認できて、励まされました」と話しました。
学習会には、日本共産党の小越智子県議、清水英知、木内直子両甲府市議も参加しました。
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