民青とユニオンが駅前アンケート 残業代ない・休みほしい・慢性的疲れ… 青年労働者が切実な声
民青同盟山梨県委員会と山梨青年ユニオンは1月から、甲府駅前で、平日の夜や休日にアンケートを使って働き方の実態をつかむ活動を行い、切実な声が寄せられています。「ブラック企業根絶!」「まともに生活できる仕事を」などののぼりにも注目が集まっています。
飲食店で調理の仕事をしている30代の男性は、時給800円(山梨県の最低賃金は時給759円)で1日11時間働いています。「以前、工場で働いていた時には朝から深夜の1時や2時、遅い時は4時頃まで働いていたので、今の方がまだ楽です」と語りました。
事務で経理を担当している女性は、週休1日で祝日も仕事。「休みが1日だけだと、体を休めることと家事や雑用で終わってしまう。週休2日あれば、本当は展覧会に出かけたり、編み物をしたり、本を読んだりしたいですね」と話しました。
福祉施設で派遣社員として働く50代の男性は、夜勤を中心に1日12時間働いています。「朝8時に仕事が終わるはずが正午や午後2時、3時になる時もあるのに、残業代は出ません。有給休暇は冠婚葬祭であっても取れません」と述べ、「体は慢性的に疲れています。長時間労働は一人ひとりの生産性を下げると実感しますし、法的な規制は大事だと思う」と訴えました。
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