甲府空襲から71年 戦争の悲惨さ忘れず ちょうちん平和行進に180人
1127人が犠牲となった甲府空襲(1945年7月6日夜~7日未明)から71年となる6日夜、甲府市内で「第42回甲府ちょうちん平和行進」(実行委員会主催)が行われました。
市内の東西南北4コースから、ちょうちんを手にした子ども連れの父母ら180人が「核兵器をなくそう」「戦争法は廃止させよう」と声を上げながら行進し、30分ほどをかけて市役所に集結しました。
全体集会では、樋口雄一市長(代理)、岡田修実行委員長があいさつ。初回のちょうちん行進から参加している岡田氏は「悲惨な空襲の惨禍を忘れず、平和憲法を守りぬく活動に粘り強く取り組みましょう」と訴えました。
徴兵先・広島の爆心地から約2㌔の地点で被爆した橘田理(おさむ)さん(89)=甲府市=が体験を語り「『水をくれ』とせがむ被爆した少年兵に水をあげたが、2時間後に死亡した。今でもあの行為がよかったのか、トラウマとなっている。1日も早く核廃絶が実現するよう運動をお願いしたい」と話しました。
« 比例代表で奮闘 宮内氏が公約実現へ決意 甲府駅で宣伝 | Main | 2016国民平和大行進 山梨県入り 市長や多数の市職員が出迎え »
« 比例代表で奮闘 宮内氏が公約実現へ決意 甲府駅で宣伝 | Main | 2016国民平和大行進 山梨県入り 市長や多数の市職員が出迎え »
Comments