9条と福島 2氏語る 南アルプス市で集い
南アルプス市9条の会は11月3日、櫛形生涯学習センターで、憲法9条とフクシマについて考える集いを開きました。35人が参加しました。
「フクシマについて考える」と題して東京経済大学教員の早尾貴紀さんが、「平和はつくりだすもの」と題して同市在住の牧師、浅見正一さんが、それぞれ講演しました。
東日本大震災を宮城県で被災した早尾さんは、子どもの放射能汚染のリスクを考えて山梨県に移住した経緯と、民間レベルで実施している避難移住の相談活動を紹介。「(避難できずにいる)福島に留め置かれた人々は、あたかも原発事故が『取るに足らない問題』として(政府が)原発を維持するための犠牲とされている」と話しました。
浅見さんは、体験した戦争被害者の写真を参加者に配りながら「戦争になれば、必ずこうなります。憲法9条は日本の誇りであり、世界の良心の指標となっています」と語りました。
« 明野廃棄物最終処分場 県外廃棄物の搬入は協定違反 対策協が県に抗議 | トップページ | 「細かく覚えていない」 海外研修裁判 県議が証言 »
「県内情報」カテゴリの記事
- 「学費下げて」甲府で9回目 学生食料支援(2022.06.26)
- 中央市が18歳まで医療費無料化 県内9割超える自治体で実施(2022.06.16)
- 男女共同参画センター利用の継続を 新婦人が要望(2022.06.08)
- 山梨県議会開会 112億円の補正提案(2022.06.06)
- 弁護士費用返還求め弁論 甲府地裁(2022.06.06)
« 明野廃棄物最終処分場 県外廃棄物の搬入は協定違反 対策協が県に抗議 | トップページ | 「細かく覚えていない」 海外研修裁判 県議が証言 »
コメント