北富士演習場米軍実弾訓練中止を 山梨連絡会が知事要請
「沖縄米軍は北富士へ来るな」山梨県連絡会(清水豊代表)は10月19日、横内正明知事あてに、11月10日からの実施が明らかになった、米海兵隊の沖縄県道104号越え実弾砲撃訓練の中止を政府に求めるよう申し入れました。
清水代表ら9人が参加し、山梨県は北富士全面返還と平和利用をめざすことを県是としていることを示し▽16年間実施されてきた本土5カ所の同訓練は「沖縄での訓練と同質・同量」という約束を超えている▽訓練する米海兵隊は、海外での戦闘参加部隊で「日本防衛」とは無関係の部隊―などを指摘。北富士演習場使用協定では、白リン弾などの使用は禁止されていると強調しました。
応対した県北富士演習場対策課の担当者は「要請は知事に伝えます。白リン弾については、演習のたびに(北富士では)使用できないことを防衛省に申し出ている」と答えました。
北富士演習場での訓練が実施されれば昨年に続くもので、16年間で11回目となります。これまで計88日間の演習で、りゅう弾砲6604弾(同連絡会による監視集計)が富士山に撃ち込まれました。
申し入れには、日本共産党の小越智子県議が同席しました。
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