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09/21/2012

全国青年ボランティアに参加

日本民主青年同盟(民青同盟)が福島県南相馬市で実施した第5次全国青年ボランティア(8月29日~9月3日)。山梨県から大学生ら6人で参加した民青同盟県委員長の宮内現さん(30)が、その体験や思いを語りました。

山梨からは、5月の連休以来2度目の参加でした。現地では、仮設住宅に支援物資を届けたり、要望を聞き取ったりしたほか、畑の草取り、津波に襲われたままになっている会社の事務所の片付けなどに取り組みました。

一人ひとりの被災者の思いに耳を傾けながら、津波の被害とともに、原発事故が奪い去っていったものの大きさに胸がしめつけられました。一見、のどかな田舎で、ぎょっとするくらい放射線量が高い箇所もありました。

「原発事故で家族はバラバラになり、未来がなくなった。ここで暮らしていく楽しみは何もない」と語った男性。「もしできるなら、汚染されたままでもいいからわが家に帰りたい」と話し、唇をぎゅっと結んでいたおばあさんの顔も忘れられません。

多くの方が「除染を早く」「今後の見通しを」と口々に訴えていました。1年半にもなった仮設暮らしのストレスから体調を崩す人、睡眠薬に頼る人が増えているそうです。除染の見通しが立たない限り、自宅に戻っての生活も、家族や子どもを呼びもどすこともできない。「復興の出発点に立つこともできない」という怒りやいら立ち、あきらめが入り混じった気持ちを強く感じました。原発事故の影響が福島の復興を遅らせていることは明らかだと思いました。

国と東電の責任で、全面賠償とともに事故前の豊かな福島を取り戻す…。時間がかかってもそれが多くの被災者の願いです。原発ゼロの運動とともに、被災者支援や福島に連帯した活動を山梨でも広げていきたい。

一緒に行った学生たちは体験を真正面から受けとめ、「『事故前の福島に戻して』という被災者の話を聞いて、ふるさとを奪われるつらさが自分のことのように悲しくて、福島のことが他人事じゃなくなった」(山梨大学3年・女子)、「『原発事故さえなければ…』と強く思わされた。この状況を黙ってみているわけにはいかないと思う。どうしたら原発をなくせるのかという展望もしっかり学んで、周りの学生と一緒に考える輪をつくりたい」(都留文科大学3年・男子)などと感想を語っています。

夏休みを終え、彼らはさっそく報告集の作成や大学内での報告会の準備に着手しています。

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