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2012年8月 9日 (木)

知事仕立券受領問題 軽処分に県民批判

「真相は全く解明されておらず、『おわびと減給』で幕引きは許されない」「県議会は役割を果たせ」―横内正明山梨県知事の300万円紳士服仕立券受領問題で、真相を語らない知事と、辞職を求めず軽い「減給処分」を賛成多数で決めた県議会。県民、市民団体などから批判の声があがっています。(山梨県・志村清)

7日に開催された臨時県議会。「20%減給1年」を提案した知事に、きっぱりと辞職を求めたのは日本共産党の小越智子県議だけでした。

小越県議は「県の要職である人事委員から長年にわたり何回も金券を受け取ることは政治家としてありえないこと。(知事の言う)『収賄の認識がその当時なかった』こと自体が知事失格です」と主張。
①議会で「疑われる事実はない」と疑惑を一切否定したのはなぜか
②仕立券受け取りを検察審査会決定の報道まで黙っていたのはなぜか
③洋服店で職業に「医師」と書いたとの疑惑を自ら解明しないのはなぜか
④県職員が同じ事態を起こしたらどう処分するのか
―など、知事に真相を語るよう重ねて迫りました。

一方、他会派の議員は「知事に裏切られた思い」「20%減給には違和感があり、甘い」などと質問したものの、採決では賛成34、反対1(小越議員)に。傍聴者からは「がっかりだ。議会こそ甘い」の声があがりました。 

「山梨日日新聞」は、知事が減給方針を表明した(7月27日)翌日の紙面で、自民党や民主党系会派の「けじめはつけた」「知事の判断を尊重」という評価を紹介する一方、「県議会と知事のなれあいで物事が進んでいるようだ」(甲斐市・男性)「もっと厳しく」(甲府市・男性)などの県民の声を載せ、「県政トップの責任の取り方をめぐり、県民と、その代表であるはずの県議会との間に落差」があると指摘しました。

こうした厳しい批判の声にもかかわらず、議会は、小越議員が「仕立券の送り主を呼ぶなど、調査特別委員会の設置を」と申し入れた(3日)ことにも「他会派の賛成はない」(浅川力三議長)と拒否したままです。

7日の議会を傍聴し、いっせいに賛成の起立をする場面を見た昭和町の女性(66)は「結局最後に知事の提案に賛成では、厳しい言葉もポーズだけ。県民の代表として不誠実です」と怒ります。

知事が自民党衆院議員の時代から事務所に詰めて支援してきたという男性=北杜市=は「知事にはがっかりした。知事は、金品の受領も『黙っていれば(わからないだろう)』という古い時代の政治家だ。追及できない議員も同じ穴の何とかでしょう」と語りました。

弁護士で、山梨革新懇代表世話人の関本立美氏は「本会議で知事の答弁もれをそのままにし、再質問や関連質問を認めないなど、山梨県議会は県知事へのチェックができていない。県民の怒りは収まりません」と話しました。

山梨県知事仕立券問題 2011年8月、甲府市内男性(60代)が、元県人事委員からの収賄(現金と紳士服仕立券)容疑で横内正明知事(70)を刑事告訴。2012年3月、甲府地検が不起訴処分を決定したが、男性が不服として審査を申し立てた甲府検察審査会の議決(7月19日)で、知事がこの人事委員から6回、計300万円分の仕立券を受け取っていたことを認めていたことが判明。知事は、2011年9月議会で告発についての質問に「疑惑をもたれるような事実はない」と答弁していました。

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