02/01/2005

人の気持ちに寄り添う

昨日アップした花田仁さんの書評。『自分の弱さをいとおしむ』
青少年の心に寄り添って、ともに考えるということのむずかしさを、改めて感じました。なにせ、プロでさえ試行錯誤の繰り返しだというのですから。
世間のお父さんお母さん、職場で部下への対応に頭をなやませている方がた、昨今の犯罪低年齢化や児童虐待などに心を痛めている人たち――どうすればいいのか、簡単に答えが出せなくて、当然ですね。

そんななか、毎回感心し、心なごまされ、自分自身もはげまされている紙面があります。
「しんぶん赤旗」の「ゆうPRESS」の「お悩みHunter」というコーナー。
3人の回答者が、若者からの相談に、それぞれの個性あふれる助言を寄せてくれます。

3人の回答者というのは、
「ヤンキー先生」の名で一躍有名になった北星学園余市高校教諭の義家弘介さん、
第41代日本ウェルター級チャンピオンで豆腐店を経営している小林秀一さん、
精神科医でめだかメンタルクリニック院長の上村順子さん
たちです。

ちょうど花田さんの書評をアップした日に、その「お悩みHunter」コーナーの回答者だったのが義家さん。
兄弟間でのコンプレックス、さらには「両親からの愛情に差があるのでは」と悩む青年の相談への助言がすばらしい。
義家さん自身の経験とそのときの感情を率直に語って、まるで、公園の木陰にあるベンチのとなりに座って、静かに聴き、語ってくれているような印象を受けます。
穏やかで静かでいて、力強い助言。
こんなふうに人に寄り添うことができたら……。

わたし自身もはげまされました。

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